上海〜南京間の高速列車は二等・一等席を提供しており、多くのG列車ではビジネスクラス(商務座)も設定されています。Gカテゴリの復興号(CR400AF/BF)が最速で、上海虹橋〜南京南間の京滬高速鉄道(北京〜上海高速鉄道)を走り、最高速度は350 km/h(217 mph)、通常は300〜350 km/h(186〜217 mph)で巡航します。所要時間は約1時間〜1時間15分で、蘇州北や鎮江など主要駅に限定して停車するほか、ノンストップ運行も時折あります。
Dカテゴリの和諧(Hexie)型都市間列車(CRH2/CRH380)は上海〜南京間を最高250 km/h(155 mph)で運行し、昆山南、蘇州、無錫、常州などに多く停車して所要時間は約1時間40分〜2時間です。どちらの種別も指定席、電源コンセント、荷物棚、車内での軽食・飲料サービスを提供しています。旧線を走る在来線の列車が少数、上海駅〜南京駅間を運行しており、最高で約160 km/h(99 mph)、所要時間はおおむね3〜4時間かかります。より上質な体験を求める場合は、G列車のビジネスクラスがより広くリクライニングする座席を提供し、一等席は2+2配置、二等席は3+2配置となっています。